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オクラホマ (戦艦) : ウィキペディア日本語版
オクラホマ (戦艦)


オクラホマ (USS Oklahoma, BB-37) はアメリカ海軍戦艦ネバダ級戦艦の2番艦。艦名はアメリカ合衆国46番目の州にちなむ。蒸気タービンの代わりにレシプロエンジンを主機に採用した最後のアメリカ軍艦艇であり、最後まで振動問題に悩まされた。
== 艦歴 ==
オクラホマは1912年10月26日ニュージャージー州カムデンニューヨーク造船所で起工された。1914年3月23日にロレーナ・J・クルースによって進水され、1916年5月2日に初代艦長ロジャー・ウェルズ大佐の指揮下就役する。
バージニア州ノーフォークを母港としたオクラホマは、大西洋艦隊に加わり東海岸で訓練航海を行い、その後1918年8月13日まで姉妹艦ネバダと共にヨーロッパ水域で連合軍の船団警護に従事した。12月にはウィルソン大統領フランス訪問での警護艦の役割を果たし、12月14日にキューバ水域での艦隊演習参加のためニューヨークを出航した。翌年6月15日にブレストに戻り、ウィルソン大統領の二度目の欧州歴訪での警護艦として随行し、7月8日にニューヨークに帰港した。
1927年9月から1929年7月にかけてフィラデルフィアで近代化改修が行われ、その後カリブ海で艦隊演習に参加した後1930年6月に西海岸に戻り、1936年の春まで作戦活動に従事した。1936年の夏は士官候補生を乗せヨーロッパへの訓練航海を行い、北部の港を訪問した。この航海はスペイン内戦の勃発で中断され、オクラホマはビルバオを7月24日に訪れると米国民及び他の避難民を救出してジブラルタル及びフランスの港へ向かった。ノーフォークに帰港したのは9月11日であり、その後10月24日に西海岸へ向かった。
続く4年にわたってオクラホマは太平洋艦隊において陸軍との共同作戦及び予備役兵の訓練に従事した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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